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製品情報 | PowerGres V5

2007 年 9 月 13 日、PowerGres V5 発売開始

2007 年 9 月 13 日より PowerGres の最新バージョンとなる V5 の発売を開始しました (プレスリリース)。
今回、V5 にアップグレードした製品は PowerGres on WindowsPowerGres on LinuxPowerGres Plus となります。
また、PowerGres V5 の評価版を 評価版ダウンロードのページ からダウンロードできます。
ぜひ、この機会に PowerGres V5 をお試しください。

PowerGres V5 のご購入については 購入のページ から行うことができます。 なお、PowerGres V5 の出荷は 2007 年 10 月 10 日からとなります。

PowerGres V5 は PostgreSQL の最新バージョン 8.2 をベースとしています。 PostgreSQL 8.2 では多くの機能追加や性能向上が行われています。

PostgreSQL 8.2 における変更点はこれだけではありません。 詳細については PostgreSQL 8.1.4 から 8.2 への変更点 をご覧ください。

PowerGres V5 では、PowerGres on WindowsPowerGres on Linux の管理ツールを GTK+ を使用したクライアント・アプリケーションとしてリニューアルしました。

PowerGres V5 の管理ツールでは、PowerGres on WindowsPowerGres on Linux 共通のインタフェースを採用しており、Windows、Linux というプラットフォームの違いを意識することなく、同じ操作によってデータベースを管理することができます。

また、PowerGres V5 の管理ツールにはこれまでになかった機能がいくつか追加されています。その中でも PITR 機能、サポートアシスト機能はとても便利な機能です。

なお、PowerGres Plus にも Web ベースの管理ツールが付属しており、もちろん、PowerGres on WindowsPowerGres on Linux と同じように PITR 機能、サポートアシスト機能を使用することができます。

複雑な PITR の操作もたった 3 ステップで実行可能

PostgreSQL 8.0 から実装された PITR (Point In Time Recovery) は、データベースのスナップショットと、データの更新によって発生するトランザクションログ (WAL) をアーカイブログとして保存しておくことにより、ディスクの障害などによってデータが消失してしまった場合も、直前の状態まで復旧することができるというオンライン・バックアップの機能です。

また、PITR では、日時を指定して任意の状態まで復旧することもできるため、操作ミスによって誤ってデータを削除してしまった場合などもデータを復旧することができます。

このように PITR はとても便利な機能なのですが、その反面、操作がとても複雑であるため、使用することをためらっていた方もたくさんいると思います。

けれども、PowerGres V5 の管理ツールを使用すれば、複雑な PITR の操作も GUI によってたった 3 ステップで実行することができます。

PITR (オンラインバックアップ) を有効にして、スナップショットとアーカイブログの保存先を指定します。 スナップショットを取得します。 あとは日時を指定して復旧するだけ。
サポートアシスト機能によってより迅速なサポート対応を実現

PowerGres V5 の管理ツールにはサポートアシスト機能が付属しています。

サポートアシスト機能とは、データベースやシステムのログ、プロセスやメモリ、I/O などといったシステムの動作状況、データベースの統計情報や不要領域に関する情報など、サポートにおいて必要となる情報をボタン 1 つを押すだけで取得することができる機能です。

サポートアシスト機能によって取得した情報をご送付いただければ、サポートにおける煩雑なやり取りを減少させ、より迅速なサポート対応を行うことができるようになります。

なお、PowerGres に関する技術的なサポートをお受けいただくには、サポート契約をお結びいただく必要があります。

サポートの詳細については サポートのページ をご覧ください。

PowerGres Plus では PostgreSQL を拡張して信頼性を向上させています。
アーカイブログの二重化によってディスク破損に対しても最新の状態まで復旧

PostgreSQL では、データベースクラスタが存在するディスクが破損すると、アーカイブログとして保存されていないトランザクションログは失われてしまいます。

トランザクションログには更新されたデータが記録されており、トランザクションログが失われると最新の状態まで復旧できなくなります。

また、PITR を使用していたとしてもアーカイブログとして保存されていないトランザクションログは失われてしまいます。

このようにトランザクションログが失われると最新の状態まで復旧できないという問題に対して、PowerGres Plus ではトランザクションログを二重化して異なるディスクに書き込むように PostgreSQL を拡張しています。

トランザクションログを二重化することより、データベースクラスタが存在するディスクが破損したとしても最新の状態まで復旧することが可能となり、PowerGres Plus は PostgreSQL よりも高い信頼性を実現しています。

ディスク異常検出機能によってデータ破壊の拡大を防止

PostgreSQL では、ディスクに異常が発生したとしてもそのまま処理を継続し、データの破壊を拡大してしまうことがあります。それに対して PowerGres Plus は独自のディスク異常検出機能を備えており、ディスクの異常を検出するとエラーメッセージを通知して 5 秒間リトライを実施した後、アプリケーションからの接続を自動的に切断します。 これによってデータの破壊が拡大することを防止します。

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