2015 年 1 月 29 日、PowerGres V9.4 の販売を開始しました (プレスリリース)。
PowerGres V9.4 の動作環境や価格については製品紹介ページ (PowerGres on Windows、PowerGres on Linux) をご覧ください。
PowerGres V9.4 のご購入は SRA OSS Online Shop または 販売代理店 から行えます。 また、評価版のダウンロードは ダウンロードページ から行えます。
これまでの管理ツールにあった機能は PowerGres 9.4 でも使えます。 管理ツールの機能には、データベースクラスタの作成、サーバの起動・停止、postgresql.conf や pg_hba.conf の設定、データベースオブジェクトの管理、VACUUM や REINDEX などのメンテナンス作業、バックアップ・リストア、レプリケーションの設定、統計情報のモニタリングなどがあります。
データベースクラスタの作成 |
データベースの変更 |
バックアップジョブの表示 |
PostgreSQL では、実行されたトランザクション数やディスクから読み取られたブロック数などの統計情報が収集されており、ビューを通して参照することができます。 しかし、参照できる統計情報は参照した時点のものであるため、前日と比較してどのように変化したかといったことを判断するには、統計情報を定期的に保存しておく必要があります。
PowerGres 9.4 では、統計情報を定期的に保存してグラフ化して表示することができます。 チェックポイント数、データベースごとのコミット、ロールバックされたトランザクション数、データベースごとのバッファキャッシュヒット率、データベースごとの SELECT によって参照された行数、INSERT、UPDATE、DELETE によって更新された行数の割合などをグラフとして参照することができます。
チェックポイント数 |
トランザクション数 |
バッファキャッシュヒット率 |
バイナリ形式の JSON データ型です。 テキストではなくバイナリとして JSON データを格納することにより、GIN インデックスによって高速に検索することができます。
外部データラッパは様々な外部データをテーブルとして取り扱うための枠組みです。 これまで読み取りにしか対応していなかった外部データラッパが書き込みにも対応しました。
インデックスオンリースキャンはインデックスのみを参照してデータを取得するスキャン方式です。 テーブルの参照をスキップすることによって検索を高速化することができます。
プライマリからスタンバイだけでなく、スタンバイからスタンバイへのレプリケーションが可能になりました。 プライマリへの負荷を分散することができます。
PostgreSQL の新機能について詳しくは PostgreSQL の検証レポートをお読みください。