PostgreSQL Plus 管理者ガイド
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上へ第2章 PostgreSQL Plusの運用までの流れ
上へ2.1 セットアップ手順

2.1.9 アプリケーションの実行

PostgreSQL Plusでは、PostgreSQLと同様、各種プログラムインタフェースを使用してアプリケーションを実行することができます。libpqを使用したプログラムの開発は、“付録C libpqを使用した開発”を参照してください。

■環境変数の設定

PostgreSQL Plusから提供されるライブラリを使用したアプリケーションを実行する場合は、環境変数PATHに「インストールディレクトリ\bin」を追加する必要があります。

PostgreSQL Plusから提供されるJDBCドライバを使用する場合は、環境変数CLASSPATHの設定が必要です。詳細は、“JDBCドライバユーザーズガイド”を参照してください。

■クライアント認証情報の設定

アプリケーションを実行する場合、リモートからのTCP/IP接続時には認証を行いますが、ローカルマシンからのTCP/IPでの接続時には、認証を行いません。

ローカルマシン上のアプリケーションの実行でも認証を行いたい場合は、インスタンスを格納するディレクトリにあるpg_hba.confを、以下のように変更してください。ローカルマシンへのTCP/IP接続時に、認証を行います。

通常時のpg_hba.conf

TYPE  DATABASE USER       IP-ADDRESS  IP-MASK          METHOD
host    all    all        127.0.0.1   255.255.255.255  trust    (1)
host    all    all        0.0.0.0     0.0.0.0          password (2)

(1)ローカルマシンからのTCP/IP接続時には、認証を行いません。
(2)リモートからのTCP/IP接続時には認証を行います。

変更後のpg_hba.conf

TYPE  DATABASE USER       IP-ADDRESS  IP-MASK          METHOD
host    all    all        127.0.0.1   255.255.255.255  password (3)
host    all    all        0.0.0.0     0.0.0.0          password

(3)ローカルマシンからのTCP/IP接続時にも認証を行います。

上記の設定に変更するとPostgreSQL Plus Administrator使用時に、インスタンス管理者としてのデータベースへの接続時に認証を行います。
詳細は、“PostgreSQL 文書”の“III.サーバの管理 − 19章クライアント認証”を参照してください。


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