Chapter 6. PyGreSQL - Python インタフェース

Table of Contents
6.1. pg モジュール
6.2. pg モジュール関数
connect -- データベースサーバへの接続を開始します。
get_defhost -- デフォルトホスト名を取得します。 [DV]
set_defhost -- デフォルトのホスト名を設定します。 [DV]
get_defport -- デフォルトのポート番号を取得します。 [DV]
set_defport -- デフォルトのポート番号を設定します。 [DV]
get_defopt -- デフォルトのオプション指定値を取得します。 [DV]
set_defopt -- デフォルトのオプション指定値を設定します [DV]
get_deftty -- デフォルトの接続デバッグターミナルの指定値を取得します。 [DV]
set_deftty -- デフォルトの接続デバッグターミナル指定値を設定します。 [DV]
get_defbase -- デフォルトのデータベース名の指定値を取得します。 [DV]
set_defbase -- デフォルトのデータベース名の指定値を設定します。 [DV]
6.3. 接続オブジェクト:pgobject
query -- SQL コマンドを実行します。
reset -- 接続をリセットします。
close -- データベース接続を切断します。
fileno -- データベースに接続するために使用されているソケットを返します。
getnotify -- サーバからの最後の NOTIFY メッセージを取得します。
inserttable -- テーブルにリストを挿入します。
putline -- サーバソケットに行を書き出します。 [DA]
getline -- サーバソケットから行を取得します。 [DA]
endcopy -- クライアントとサーバを同期化させます。 [DA]
locreate -- データベース内にラージオブジェクトを作成します。 [LO]
getlo -- 与えられた OID からラージオブジェクトをビルドします。 [LO]
loimport -- ファイルを PostgreSQL ラージオブジェクトにインポートします。 [LO]
6.4. データベースラッパクラス:DB
pkey -- テーブルのプライマリキーを返します。
get_databases -- システムにあるデータベースのリストを取得します。
get_tables -- 接続しているデータベースのテーブルのリストを取得します。
get_attnames -- テーブルの属性名を返します。
get -- データベーステーブルからタプルを取得します
insert -- データベーステーブルにタプルを挿入します。
update -- データベーステーブルを更新します
clear -- データベースのテーブルを除去します。
delete -- テーブルから行を削除します。
6.5. 問い合わせ結果オブジェクト:pgqueryobject
getresult -- 問い合わせで返された値を取得します。
dictresult -- 問い合わせによって返された辞書のリストを取得します。
listfields -- 問い合わせ結果のフィールド名の一覧を作成します。
fieldname -- 番号によってフィールド名を取得します。
fieldnum -- 名前によってフィールド番号を取得します。
ntuples -- 問い合わせオブジェクトのタプル数を返します。
6.6. ラージオブジェクト:pglarge
open -- ラージオブジェクトを開きます。
close --  ラージオブジェクトを閉じます。
read -- ラージオブジェクトから読み込みます。
write -- ラージオブジェクトに書き込みます。
seek -- ラージオブジェクトの現在の位置を変更(シーク)します。
tell -- ラージオブジェクトの現在のカーソルの位置を返します。
unlink -- ラージオブジェクトを削除します。
size -- ラージオブジェクトの大きさを返します。
export -- ラージオブジェクトをファイルに保存します。

著者: D'Arcy J.M. Cain ()。 Pascal Andre によって書かれたコードを基にしています。 Copyright © 1995, Pascal Andre. Further modifications Copyright © 1997-2000 by D'Arcy J.M. Cain.

pgモジュールで提供されている古いインターフェイス、またはPython DB-SIG で開発された、DB-API 2.0 と適合するより新しい、pgdbインターフェイスのどちらかを使用することができます。

ここでは、古いpg API のみを紹介します。 PyGreSQL では DB-API に関する記述がありませんので、API に関しては http://www.python.org/topics/database/DatabaseAPI-2.0.html を参照してください。

DB-APIのチュートリアル的な紹介が、http://www2.linuxjournal.com/lj-issues/issue49/2605.html にあります。

6.1. pg モジュール

pgモジュールでは、下記の3つのオブジェクトを定義しています。

これらの関数の使用に関する簡単な例は http://www.druid.net/rides を参照してください。 この Web ページの最後の方に実際の Python のコードへのリンクがあります。

6.1.1. 定数

いくつかの定数がpgモジュール辞書で定義されています。それらの定数は、メソッド呼び出しの引数として使用されることを意図しています。 これらの詳細に関しては、libpq の説明(Chapter 1)を参照してください。 以下にその定数を示します。

INV_READ
INV_WRITE

(pgobject.)locreate(pglarge.)openで使用されるラージオブジェクトアクセスモード

SEEK_SET
SEEK_CUR
SEEK_END

(pglarge.)seekで使用される位置フラグ

version
__version__

現在のバージョン情報を返す定数