usage_privilegesビューは、現在のユーザに、もしくは、現在のユーザによって与えられた、各種オブジェクト上のUSAGE権限を識別することを意図しています。 これは今の所、PostgreSQLでは、ドメインに対してのみ適用されます。 PostgreSQLではドメインは実権限を持ちませんので、このビューは、すべてのドメインでPUBLICに与えられた暗黙的なUSAGE権限を表示します。 将来、このビューはもっと有用な情報が含まれる可能性があります。
表 32-36. usage_privileges の列
名前 | データ型 | 説明 |
---|---|---|
grantor | sql_identifier | 現在は、オブジェクトの所有者の名前が設定されます。 |
grantee | sql_identifier | 現在は常に PUBLICです。 |
object_catalog | sql_identifier | オブジェクトを持つデータベースの名前です。(常に現在のデータベースです。) |
object_schema | sql_identifier | オブジェクトを持つスキーマの名前です。 |
object_name | sql_identifier | オブジェクトの名前です。 |
object_type | character_data | 現在は常に DOMAINです。 |
privilege_type | character_data | 常に USAGEです。 |
is_grantable | character_data | 常に NOです。 |