GiSTは汎用検索ツリー(Generalized Search Tree)を表します。 これは、均衡な、ツリー構造のアクセスメソッドで、任意のインデックススキーマを実装する基本的なテンプレートとして動作します。 B+-trees、R-treesや他多くのインデックススキーマをGiSTで実装することができます。
GiSTの利点の1つは、データベースの専門家ではなく、データ型分野の専門家によって、適切なアクセスメソッドで独自のデータ型を開発することができることです。
ここで示す情報の一部は、 バークレイ、カリフォルニア大学GiST インデックスプロジェクトのWebサイトや、Marcel Kornackerの論文Access Methods for Next-Generation Database Systemsから派生したものです。 PostgreSQLにおけるGiSTの実装は、主に、Teodor SigaevとOleg Bartunovによって保守されています。 ですので、彼らのWebサイトhttp://www.sai.msu.su/~megera/postgres/gist/にも多くの情報があります。