PostgreSQL Plus 管理者ガイド
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目次
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- 第3章 PostgreSQL Plusの運用
- 3.5 データベースの詳細設定
3.5.5 SQLオプション
SQLオプションに関する設定内容について、以下に説明します。
- expr = NULL形式の解釈の変更(TRANSFORM_NULL_EQUALSの変更)
expr = NULLの解釈を変更します。
本オプションを有効にした場合、expr = NULL(または NULL = expr) という形の式は、expr IS NULL として扱われます。つまり、expr の評価が NULL値の場合、真を返します。
expr の評価が NULL値以外の場合、偽を返します。
expr = NULLの正しい動作は、つねにNULLを返します。
本オプションのデフォルトは無効です。
- DATE型の出力形式の変更(DATESTYLEの変更)
日付の出力形式と、日付の入力の解釈方法を指定します。
- 浮動小数点値の検索結果の精度の設定(EXTRA_FLOAT_DIGITS)
float4、float8、幾何データ型などの浮動小数点値の検索結果の精度を調整します。
- トランザクションのISOLATIONレベルの変更(DEFAULT_TRANSACTION_ISOLATIONの変更)
トランザクション間の隔離レベルを指定します。デフォルトは、read committedです。詳細は、“PostgreSQL 文書”の“II.SQL言語 − 12.2.トランザクションの隔離”および“VI.リファレンス − SET TRANSACTION”の説明を参照してください。
- 通貨の表現形式の変更(LC_MONETARYの変更)
通貨の表現に関連するロケールを指定します。
- 数値の表現形式の変更(LC_NUMERICの変更)
数値の表現に関連するロケールを指定します。
- 日時の表現形式の変更(LC_TIMEの変更)
日時の表現に関連するロケールを指定します。
- 外部モジュールの検索パスの変更(DYNAMIC_LIBRARY_PATHの変更)
CREATE FUNCTIONコマンドまたはLOADコマンドで指定されたファイルを検索するパスを指定します。
- 事前に読み込む外部モジュールの指定(PRELOAD_LIBRARIESの変更)
サーバの起動時に読み込む共有ライブラリを指定します。
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