リリースノート
データベースサーバ
- ベースとなる PostgreSQL のバージョンが 8.2.18 から 8.2.23 になりました。
データベースサーバ
- ベースとなる PostgreSQL のバージョンが 8.2.16 から 8.2.18 になりました。
データベースサーバ
- ベースとなる PostgreSQL のバージョンが 8.2.14 から 8.2.16 になりました。
データベースサーバ
- ベースとなる PostgreSQL のバージョンが 8.2.13 から 8.2.14 になりました。
データベースサーバ
- ベースとなる PostgreSQL のバージョンが 8.2.11 から 8.2.13 になりました。
データベースサーバ
- ベースとなる PostgreSQL のバージョンが 8.2.6 から 8.2.11 になりました。
データベースサーバ
- PostgreSQL 8.3 での修正「多くの子プロセスを持つ時のpostmasterのメモリ使用量を劇的に減少させました。(Magnus) 」を独自に PowerGres V5 にバックポートしました。この修正対象の不具合は、接続数が多い場合にデータベースサーバの停止を招くことがありました。
データ移行ツール
- ダンプ・リストアを実行するデータ移行ツールの内部処理で、PowerGres V5 の起動に失敗する不具合を修正しました。
データベースサーバ
- ベースとなる PostgreSQL のバージョンが 8.2.5 から 8.2.6 になりました。
管理ツール
- postgresql.conf の ポート番号項目が削除される不具合の修正
データベースサーバ
PowerGres on Windows 3.x では MinGW を使って PostgreSQL をビルドしていました。
PowerGres on Windows 5.0 からは、Microsoft Visual C++ でビルドしました。
そのため、C言語関数を作成する際には Microsoft Visual C++ で作成する必要があります。
PowerGres では PostgreSQL とは異なる仕様にしている点が、以下に記すように幾つかあります。
- イベントログにおけるログソース名が、"PostgreSQL" ではなく"PowerGres5" になっています。
また、PowerGres on Windows 5.0 では、ベースとなる PostgreSQL のバージョンも変わりました。
3.2 は PostgreSQL 8.0.13 がベースですが、5.0 ではPostgreSQL 8.2.5 です。
このベースバージョンの変更に伴い、さらに以下のような変更を施しています。
- 管理ツールで、PostgreSQL 8.2 から新設されたパラメタを編集できるようにしました。
同時に、PostgreSQL 8.2 で廃止されたパラメタを削除しました。(詳細は後述)
- 移行ツールは、PowerGres on Windows バージョン 1、2、3から 5 へ移行できるようにしました。
- PostgreSQL の contrib モジュールのうち、pg_buffercache, pg_freespacemap, pgbench, pgstattuple を同梱するようにしました。
管理ツール
従来の管理ツールを刷新し、いくつかの機能を強化しました。
- PowerGres on Windows と PowerGres on Linux の管理ツールを統合しました。
- データベースクラスタを複数管理できるようになりました。
- リモートのデータベースサーバを管理できるようになりました。
- 管理ツールから簡単に PITR の機能を使用できるようになりました。
- サポート情報を管理ツールから自動的に収集できるようになりました。
- セキュリティ上の観点から、Administrators グループに属すユーザで
initdb できないようにしました。Administrators グループに属さないユーザ
を initdb する前に作成しておき、管理ツールから initdb する際には作成し
たユーザを指定するようにしてください。
管理ツールで、新設したパラメタは次の通りです。
- xlogの強制アーカイブ化時間 (archive_timeout)
- NULLを持つ配列を許可する (array_nulls)
- 自動VACUUMを有効にする (autovacuum)
- autovacuum_analyze_thresholdへ追加するテーブルサイズの分数 (autovacuum_analyze_scale_factor)
- 自動ANALYZEが起動されるのに必要な更新・削除タプル最小数 (autovacuum_analyze_threshold)
- 強制的にVACUUMを実行する最大トランザクション年代 (autovacuum_freeze_max_age)
- 自動VACUUMの実行間隔(ミリ秒) (autovacuum_naptime)
- 自動VACUUMのコスト遅延値 (autovacuum_vacuum_cost_delay)
- 自動VACUUMのコスト限界値 (autovacuum_vacuum_cost_limit)
- autovacuum_analyze_thresholdへ追加するテーブルサイズの分数 (autovacuum_vacuum_scale_factor)
- 自動VACUUMが起動されるのに必要な更新・削除タプル最小数 (autovacuum_vacuum_threshold)
- バックグラウンド書き込みプロセスの全最大書き込みバッファ数 (bgwriter_all_max_pages)
- バックグラウンド書き込みプロセスの全書き込み量(%) (bgwrite_all_percent)
- bgwriter_lru_maxpages (bgwrite_lru_maxpages)
- バックグラウンド書き込みプロセスのLRU書き込み量(%) (bgwrite_lru_percent)
- 制約による除外を利用する (constraint_exclusion)
- ビットマップスキャンを有効にする (enable_bitmapscan)
- 文字列リテラル構文に「\\」がない場合は警告する (escape_string_warning)
- チェックポイント直後の書き込みトランザクションログに書き込むデータ量を削減 (full_page_writes)
- プラグインのロード指定 (local_preload_libraries)
- 準備されたトランザクションの最大数 (max_prepared_transaction)
- シーケンシャルコスト見積もり数 (seq_page_cost)
- サーバ起動時に読み込む共有ライブラリ (shared_preload_libraries)
- TCP_KEEPCNTソケットオプション (tcp_keepalives_count)
- TCP_KEEPIDLEソケットオプション(秒) (tcp_keepalives_idle)
- TCP_KEEPINTVLソケットオプション(秒) (tcp_keepalives_interval)
- 一時バッファ最大数 (temp_buffers)
- 時間帯省略形の集合 (timezone_abbreviations)
- psで表示されるSQL文などの文字列を更新するか (update_process_title)
- VACUUM時に行をFREEZEする最小トランザクション世代 (vacuum_freeze_min_age)
管理ツールで、廃止したパラメタは次の通りです。
- オーストラリアタイムゾーンを有効にする (australian_timezones)
- 動作周期あたりの最大ページの割合 (bgwriter_maxpages)
- 動作周期あたりのダーティページの割合 (bgwriter_percent)
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