PowerGres on Linux では、システム起動時に PowerGres を自動的に起動するよう設定することができます。
# chkconfig powergres7 on
PGDATA=/var/lib/pgsql/data2 PGPORT=5433
なお、システム起動時に複数の PowerGres を自動的に起動するように設定す る場合は、起動スクリプト /etc/rc.d/init.d/powergres7 のシンボリックリン クを適当な名前で作成し、システムのサービスとして登録します。ここで指定 した名前がサービス名となります。
例えば、サービス名が powergres7 であれば、以下のようにコマンドを実行し ます。
# ln -s /etc/rc.d/init.d/powergres7 /etc/rc.d/init.d/powergres7 # chkconfig --add powergres7
データベースディレクトリ、ポートの設定、システム起動時に PowerGres を 自動的に起動するための設定は、サービス名が異なることを除けば、同じ手順 となります。
システム起動時に PowerGres が自動的に起動することを解除するため には、以下のようにコマンドを実行します。
# chkconfig powergres7 off
システム起動時に PowerGres が自動的に起動するように設定されていること を確認するためには、以下のようにコマンドを実行します。
# chkconfig --list powergres7 powergres7 0:off 1:off 2:on 3:on 4:on 5:on 6:off
0 から 6 までの数字はシステムのランレベルを表しており、ランレベルごと に PowerGres が自動的に起動するように設定されていれば on、そうでなけれ ば off と表示されます。
PowerGres バージョン 1〜6 からバージョン 7 に移行する場合、データベー スクラスタや設定は、そのままでは引き継ぐことができません。 旧バージョンでバックアップを取り、新バージョンに移行後にデータベースク ラスタを新規作成し、データのリストア、設定ファイルの移行を行う必要があ ります。
# /media/cdrom/upgrade.sh
Do you upgrade PowerGres (yes/no):
Do you accept the end user software license agreement (yes/no):
Upgrading packages... Preparing... ########################################### [100%] 1:powergres7-libs ########################################### [ 8%] 2:powergres7 ########################################### [ 17%] 3:powergres7-server ########################################### [ 25%] 4:powergres7-docs ########################################### [ 33%] 5:powergres7-contrib ########################################### [ 42%] 6:powergres7-devel ########################################### [ 50%] 7:powergres7-plperl ########################################### [ 58%] 8:powergres7-plpython ########################################### [ 67%] 9:powergres7-pltcl ########################################### [ 75%] 10:powergres7-jdbc ########################################### [ 83%] 11:powergres7-test ########################################### [ 92%] 12:powergres7-mgr ########################################### [100%]
Upgrade is completed successfully.
textsearch-ja は形態素解析 (Mecab) を使用した日本語全文検索です。機能の詳細につきましては textsearch-ja プロジェクトのホームページをご覧ください。
利用するデータベースの psql コマンドラインより、以下を実行します。
=# \i /opt/powergres7/share/pgsql/contrib/textsearch_ja.sql SET BEGIN CREATE FUNCTION CREATE FUNCTION CREATE FUNCTION CREATE TEXT SEARCH PARSER COMMENT CREATE FUNCTION CREATE TEXT SEARCH TEMPLATE CREATE TEXT SEARCH DICTIONARY CREATE TEXT SEARCH CONFIGURATION COMMENT ALTER TEXT SEARCH CONFIGURATION ALTER TEXT SEARCH CONFIGURATION ALTER TEXT SEARCH CONFIGURATION CREATE FUNCTION CREATE FUNCTION CREATE FUNCTION CREATE FUNCTION CREATE FUNCTION CREATE FUNCTION CREATE FUNCTION COMMIT
=# SELECT to_tsvector('japanese', 'すもももももももものうち'); to_tsvector ----------------------- 'すもも':1 'もも':2,3 (1 row)
既に別バージョンの mecab がインストールされている場合には LD_LIBRARY_PATH の設定が必要になります。 詳しくは、1. インストールの手順(7) をご覧ください。
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