DELETE は指定したテーブルから WHERE 句を満たす行を削除します。 WHEREがない場合、指定したテーブルの全ての行を削除することになります。 その結果は、存在するものの中身が空のテーブルになります。
ティップ: PostgreSQL の拡張である TRUNCATE は、より高速に、テーブルから全ての行を削除する機構を提供します。
デフォルトで、DELETE は指定されたテーブル及びその全てのサブテーブルの行を削除します。 指定されたテーブルのみを削除したい場合は ONLY 句を使用して下さい。
テーブルから削除するためには、そのテーブルの DELETE 権限が必要です。 同様に、condition において値を読み取るテーブルに対する SELECT 権限も必要です。
正常に終了した場合、DELETEコマンドは以下の形式のコマンドタグを返します。
DELETE count
countは削除した行数です。 count が0 の場合、conditionを満たす行がなかったことを示します。 (これはエラーとはみなされません。)