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pgx_rcvall - データベーススペースおよび各種設定ファイルの復旧
pgx_rcvall [-B backupdir] [-D datadir] [-l] [-p] |
データベーススペースおよび各種設定ファイルを復旧します。
pgx_rcvallは、pgx_dmpallコマンドなどによりバックアップしたデータとアーカイブログファイルを利用して、データベーススペースおよび各種設定ファイルを復旧するコマンドです。
pgx_rcvallは以下のコマンドライン引数を受け付けます。
バックアップディレクトリを指定します。省略時は、セットアップ時に設定したバックアップディレクトリが有効となります。ただし、インスタンスを格納するディレクトリ配下が破壊されている場合、本オプションは省略不可です。
インスタンスを格納するディレクトリを指定します。
ディレクトリ名に指定できる長さは、100バイトまでです。
省略時は、環境変数 PGDATA が有効となります。
データベースファイルの格納場所は、バックアップ作成時と同じ場所でなければなりません。
pgx_dmpallコマンドによりバックアップディレクトリ配下に採取されている退避データの情報を一覧で表示します。
バックアップ時点にデータベーススペースを復旧する場合に指定します。
インスタンスを格納するディレクトリを指定します。-Dオプションを使用して上書きすることができます。
0:正常終了
0以外:異常終了
pgx_dmpallコマンドにより退避データを作成した年月日
退避データが格納されているディレクトリ名
pgx_dmpallコマンドの退避データの状態
COMPLETE : 完了
INCOMPLETE : 未完了
pgx_rcvall実行時には、以下の注意が必要です。
閉塞状態が設定されたテーブルやインデックスに対しては、以下の処理を利用して閉塞状態を解除することができます。
このコマンドを実行する場合、インスタンス管理者用ユーザで実行してください。
以下の例では、データベーススペースおよび各種設定ファイルを復旧します。
> pgx_rcvall |
$ pgx_rcvall |
以下の例では、バックアップディレクトリ配下に採取されている退避データの情報を一覧で表示します。
> pgx_rcvall -l |
$ pgx_rcvall -l |
pgx_dmpall(1), PostgreSQL Plus管理者ガイド
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