PostgreSQL Plus リファレンス

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第2章 サーバアプリケーション

2.3 pgx_import

■Name

pgx_import - インスタンスの資産の復元

■Synopsis

pgx_import backupdirectory

■説明

インスタンスの資産の復元を行います。
pgx_importは、pgx_exportコマンドで退避した情報からインスタンスの資産の復元を行います。
pgx_importを実行すると、データベースシステムに登録するインスタンス管理者のパスワードの入力が要求されます。画面の指示に従って情報を入力し、リターンキーを押すとインスタンスの復元が実行されます。

■オプション

pgx_importは以下のコマンドライン引数を受け付けます。

◆backupdirectory

pgx_exportコマンドで退避したインスタンスの資産が格納されているディレクトリを指定します。

■診断

0：正常終了
0以外：異常終了

■注釈

pgx_import実行時には、以下の注意が必要です。

• このコマンドを実行する場合、インスタンス管理者用ユーザで実行してください。

• 退避前の環境でサービスを起動するユーザにインスタンス管理者（OSユーザ）を指定していた場合、サービスを起動するユーザを登録するため、インスタンス管理者（OSユーザ）のパスワードの入力が要求されます。

■関連項目

pgx_export(1), PostgreSQL Plus管理者ガイド

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