DROP TYPE

Name

DROP TYPE  --  ユーザ定義のデータ型の削除

Synopsis

DROP TYPE typename [, ...] [ CASCADE | RESTRICT ]

  

入力

typename

既存のデータ型の名前です (スキーマ修飾名でも可)。

CASCADE

削除するデータ型に依存するオブジェクト (テーブルの列、関数、演算子など) を自動的に削除します。

RESTRICT

依存しているオブジェクトがある場合に、このデータ型の削除を拒否します。これがデフォルトです。

出力

DROP TYPE

コマンドが正常に実行された場合に返されるメッセージです。

ERROR: RemoveType: type 'typename' does not exist

このメッセージは、指定されたデータ型が存在しない場合に返されます。

説明

DROP TYPE はシステムカタログからユーザ定義型を削除します。

データ型を削除できるのは、その所有者のみです。

box データ型を削除するには以下のようにします。

DROP TYPE box;

互換性

CREATE TYPE コマンドと PostgreSQL のデータ型拡張機構は SQL99 とは異なる点に注意して下さい。

関連項目

CREATE TYPE