PostgreSQL Plus V1.0L10 管理者ガイド
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上へ第2章 PostgreSQL Plusの運用までの流れ
上へ2.1 セットアップ手順
上へ2.1.3 セットアップ

2.1.3.2 インスタンス情報の設定

PostgreSQL Plus SetupのTOP画面で、【次へ】ボタンをクリックすると、【PostgreSQL Plus Setup(1/4)】画面が表示されます。
この画面では、インスタンスを格納するディレクトリ、データをバックアップするためのディレクトリ(バックアップディレクトリ)、およびデータベースシステムに登録する管理者の情報を設定します。

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この画面の項目は、すべて入力必須です。
すべての情報を入力して【次へ】ボタンをクリックします。

本画面の内容について、以下に説明します。

項目

説明

インスタンス名

作成するインスタンス名を指定します。
初期表示では、ユーザ名“postgres”が表示されます。

インスタンスを格納するディレクトリ

インスタンスを格納するディレクトリを指定します。
指定されたディレクトリが存在しない場合は、新規に作成します。既存のディレクトリを指定する場合は、そのディレクトリ配下にファイルがないことを確認してください。PostgreSQL Plus Setupを起動しているユーザがフルコントロールとなるディレクトリを指定してください。
初期表示では、“D:\PlusData\postgres”が表示されます。
※ドライブ名は環境により変わります。

データをバックアップするためのディレクトリ

データをバックアップするためのディレクトリを指定します。
指定されたディレクトリが存在しない場合は、新規に作成します。既存のディレクトリを指定する場合は、そのディレクトリ配下にファイルやディレクトリがないことを確認してください。PostgreSQL Plus Setupを起動しているユーザがフルコントロールとなるディレクトリを指定してください。
初期表示では、“F:\PlusBackup\postgres”が表示されます。
※ドライブ名は環境により変わります。

ユーザ名

データベースシステムに登録するユーザ名(PostgreSQL Plus Setupを起動しているユーザ名)“postgres”が表示されます。変更できません。このユーザ名は、OSに登録したインスタンス管理者名と同じです。

パスワード

データベースシステムに登録するユーザ“postgres”のパスワードを指定します。

パスワード(再入力)

確認用にパスワードを再入力します。

【詳細】ボタン

【インスタンス詳細設定】画面が表示されます。
テンポラリログサイズ、アーカイブログサイズを指定します。使用する環境に合わせて変更することができます。通常は、変更の必要はありません。

【戻る】ボタン

前の画面に戻ります。

【次へ】ボタン

次の画面に進みます。

【キャンセル】ボタン

セットアップせずに終了します。

【ヘルプ】ボタン

ヘルプが表示されます。

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インスタンスを格納するディレクトとバックアップディレクトリは、それぞれ物理的に別のディスクに配置してください。同じディスクに配置すると、ディスク破壊時にバックアップも壊れてしまい、復旧できなくなるので注意してください。バックアップディレクトリは、PostgreSQL Plus Administratorで変更できます。詳細は、“3.5.2 バックアップの設定”を参照してください。
バックアップについては、“4.1 バックアップ”を参照してください。


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