リリースノート

PowerGres Plus (Linux 版) V13 Update 10 の変更点

データベースサーバ
不具合修正
  • powergresplus-setup スクリプトの不備を修正しました。(#11158)
動作環境
  • Amazon Linux 2 を動作環境に追加しました。(#10677)
  • RHEL 9, Rocky Linux 9, AlmaLinux 9 を動作環境に追加しました。(#10679)
管理ツール
  • 本バージョンからGUI管理ツールである PowerGres Administration Tool を本体パッケージから分離しました。PowerGres Administration Tool は別途インストールの上、ご利用ください。
その他
  • PowerGres のバージョン番号を PostgreSQL と統一させるため Update 7 ~ 9 をスキップしました。

PowerGres Plus (Linux 版) V13 Update 6 Release 2 の変更点

付属ソフトウェア
  • pg_ivmモジュールのバージョンを 1.2 から 1.5.1 にアップデートしました。1.5.1より前のバージョンでは以下の影響を及ぼす脆弱性が存在しました。
    • ⾏レベルセキュリティで保護されているテーブル内の情報が、本来アクセス権限のないユーザに漏えいする (CVE-2023-22847)
    • 攻撃者が⽤意した任意の関数がマテリアライズド・ビュー所有者の権限で実⾏される (CVE-2023-23554)

PowerGres Plus (Linux 版) V13 Update 6 の変更点

データベースサーバ

ベースとなる PostgreSQL のバージョンを 10 系列から 13 系列にアップグレードしました。

PowerGres Plus V13 Update 6 では PostgreSQL 13.6 をベースとしています。

なお、V13 〜 V13 Update 5 は、PostgreSQL とバージョンを合わせるため、リリースをスキップしました。

PostgreSQL の変更点については PostgreSQL の技術情報を参照してください。

動作環境
  • 動作環境のOSからRed Hat Enterprise Linux 6 (x64), CentOS 6 (x64), CentOS 8 (x64) を除外しました。

以前のメジャーバージョンからの動作変更点
  • pgx_rcvall の時間指定リカバリにおいて、未来の時間を指定もしくは存在しないリストアポイントを指定した場合、コマンドが失敗するようになりました。
  • 以前のメジャーバージョンでは最新の状態にリカバリされていました。

管理ツール
  • PowerGres Administration Tool のバージョンを 1.7.0 にアップデートしました。
付属ソフトウェア
  • マテリアライズドビューの高速化を実現するpg_ivmモジュールを追加しました。(#10459)
  • PostGIS のバージョンを 3.2.2 にアップデートしました。
  • Npgsql のバージョンを 4.0.13 にアップデートしました。
  • JDBC のバージョンを 42.2.6 (Java 6,7), 42.5.0 (Java 8) にアップデートしました。