インストールとアンインストール
インストール、アンインストールを行うには、製品のファイルをダウンロードし、展開してください。 (isoファイルの場合はマウントと読み替えてください) なお、インストール、アンインストールは root ユーザで行う必要があります。
事前確認
PowerGres のインストールには以下のパッケージが必要です。これらは事前にインストールしておいてください。
- libicu
- libxslt
- perl
インストールの手順
-
インストールスクリプトを実行します。
# bash 《製品ファイルを展開したディレクトリ》/install.sh
-
使用許諾契約書の内容が表示されます。 よくお読みの上、同意される場合は「yes」と入力します。
Do you agree to the license terms (yes/no): yes
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ライセンスキーを入力します。 ライセンスキーは箱に同梱されているライセンスキーを入力してください。
Please enter the license key (XXXX-XXXX-XXXX-XXXX): XXXX-XXXX-XXXX-XXXX
-
インストールが開始されます。 インストール時に postgres ユーザが存在しなければ、自動的に作成されます。
Installing packages for database server... Installing : powergresplus13-libs-13.6-1.el7.x86_64 1/6 Installing : powergresplus13-13.6-1.el7.x86_64 2/6 Installing : powergresplus13-server-13.6-1.el7.x86_64 3/6 Installing : powergresplus13-contrib-13.6-1.el7.x86_64 4/6 Installing : powergresplus13-pwg_stat_snapshot-1.0-2.el7.noarch 5/6 Installing : powergresplus13-docs-13.6-1.el7.x86_64 6/6
-
ライセンスキーがインストールされます。
Installing license key... Done.
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最後に以下のメッセージが表示されれば、インストールは完了です。
PowerGres Plus (Linux) 13 installation completed.
-
/var/lib/pgsql/.pgsql_profileに以下の行を追加してください。(インストール時に作成された postgres ユーザ以外で PowerGres のデータベースを実行・管理したい場合は~/.bash_profileに追加してください)
LD_LIBRARY_PATH=/opt/powergresplus13/lib:$LD_LIBRARY_PATH PATH=/opt/powergresplus13/bin:$PATH MANPATH=/opt/powergresplus13/share/man:$MANPATH export LD_LIBRARY_PATH PATH MANPATH
インストール後の構成
PowerGres のインストールが完了すると、以下の RPM パッケージがインストールされます。
- powergresplus13
-
クライアントプログラムとライブラリ
- powergresplus13-libs
-
クライアントから必要とされる共有ライブラリ
- powergresplus13-server
-
サーバを生成して起動するのに必要なプログラム
- powergresplus13-docs
-
ドキュメント (このマニュアルも /usr/share/doc/powergresplus13-docs/manual ディレクトリにインストールされます)
- powergresplus13-contrib
-
コントリビュートされた追加モジュール
- powergresplus13-pwg_stat_snapshot
-
統計情報のスナップショットを取得するモジュール
- powergresplus13-pg_ivm
-
マテリアライズドビュー高速更新化モジュール
なおインストールされるパッケージは、Red Hat Enterprise Linux, CentOS, Rocky Linux, AlmaLinux, Amazon Linux 2 で共通となります。
以下のパッケージは自動的にインストールされません。
- powergresplus13-devel
-
開発向けヘッダファイルとライブラリ
- powergresplus13-test
-
テストスイート
- powergresplus13-plperl
-
PL/Perl (Perl 手続き言語)
- powergresplus13-plpython
-
PL/Python (Python 手続き言語)
- powergresplus13-pltcl
-
PL/Tcl (Tcl 手続き言語)
上記のパッケージが必要な場合には手動でインストールしてください。
# cd 《製品ファイルを展開したディレクトリ》/packages/《OSに対応したディレクトリ》 # yum install 《パッケージのファイル名》 Downloading packages: Running transaction Installing : 《パッケージのファイル名》 1/1 Verifying : 《パッケージのファイル名》 1/1 Installed: 《パッケージのファイル名》 Complete!
RHEL 7 / CentOS 7 / Amazon Linux 2 の場合
powergresplus13-devel をインストールする場合は、あらかじめ EPEL レポジトリと SCL レポジトリを追加しておく必要があります。 各レポジトリを追加する手順はこちらをご参照ください。
OS に対応したディレクトリは以下のとおりです。
OS | ディレクトリ |
---|---|
Red Hat Enterprise Linux 9 Rocky Linux 9 AlmaLinux 9 |
el9-x86_64 |
Red Hat Enterprise Linux 8 Rocky Linux 8 AlmaLinux 8 |
el8-x86_64 |
Red Hat Enterprise Linux 7 CentOS 7 |
el7-x86_64 |
Amazon Linux 2 | amzn2-x86_64 |
インストール後のライセンスキー変更手順
インストール後にライセンスキーを変更することが可能です。
以下のコマンドを実行してください。
# echo xxxx-xxxx-xxxx-xxxx > /etc/sysconfig/powergresplus13/pwg_license_key.conf
アンインストールの手順
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アンインストールスクリプトを実行します。
# bash 《製品ファイルを展開したディレクトリ》/uninstall.sh
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アンインストールを確認するメッセージが表示されるので、よろしければ「yes」と入力します。
Do you uninstall PowerGres Plus (Linux) 13 (yes/no): yes
-
アンインストールが開始されます。
Uninstalling packages for database server... Done.
-
最後に以下のメッセージが表示されれば、アンインストールは完了です。
PowerGres Plus (Linux) 13 uninstallation completed.