PostgreSQL Plus 管理者ガイド
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付録E PostgreSQL Plus V5系への移行

E.2 旧バージョンからの移行

PostgreSQL Plus V1系およびV2系から、PostgreSQL Plus V5系へ移行する手順は、“付録E.1 PostgreSQLからの移行”と同様の手順です。

旧バージョンからの移行は、インスタンス管理者用ユーザで実行してください。
以下の手順で、旧バージョンから移行してください。

  1. ベースとなっているPostgreSQLのバージョン確認

    旧バージョンのPostgreSQL Plusがベースとしている、PostgreSQLのバージョンを確認します。

    /usr/local/pgsqlplus/bin/postgres -V
     

  2. インスタンス資源のバックアップ

    インスタンス資源をバックアップします。

    $ pg_dumpall > backupfile

     

  3. 旧バージョンのアンインストール

    現在使用しているPostgreSQL Plusをアンインストールしてください。アンインストールについては、同梱されているドキュメントを参照してください。
     

  4. PostgreSQL Plus V5のインストール

    PostgreSQL Plus V5をインストールします。インストールについては、“2.1 インストール”を参照してください。
     

  5. PostgreSQL Plus V5がベースとしているPostgreSQLのバージョンの確認

    インストールしたPostgreSQL Plus V5のベースとなっているPostgreSQLのバージョンを確認します。
    /usr/local/pgsqlplus/bin/postgres -V
     

  6. バージョン間の修正

    手順1と手順5で確認したベースとなっているPostgreSQLのバージョン間で、新機能などにより、pg_dumpallが出力する形式に差分がある場合には、バックアップしたデータを修正します。
    バックアップしたデータの修正は、PostgreSQLのリリースノートに記載されている移行の内容に従ってください。詳細は、“PostgreSQL 文書”の“VIII. 付録 − E. リリースノート”を参照してください。
     

  7. PostgreSQL Plusへのリストア

    手順2でバックアップしたインスタンス資源を、PostgreSQL Plusへリストアします。

    $ psql -f backupfile template1


異なるバージョンのPostgreSQL Plusを、同一のサーバ/クライアントで使用することはできません。


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