DROP TRIGGER

Name

DROP TRIGGER  --  トリガの削除

Synopsis

DROP TRIGGER name ON table [ CASCADE | RESTRICT ]
  

入力

name

既存のトリガの名前です。

table

テーブルの名前です (スキーマ修飾名でも可)。

CASCADE

このトリガに依存しているオブジェクトを自動的に削除します。

RESTRICT

依存しているオブジェクトがある場合に、このトリガの削除を拒否します。これがデフォルトです。

出力

DROP TRIGGER

トリガの削除に成功すると返されるメッセージです。

ERROR: DropTrigger: there is no trigger name on relation "table"

このメッセージは、指定したトリガが存在しない場合に返されます。

説明

DROP TRIGGER は既存のトリガ定義を削除します。 このコマンドを実行するユーザは、トリガが定義されたテーブルの所有者でなければなりません。

テーブル films にあるトリガ if_dist_exists を削除するには以下のようにします。

DROP TRIGGER if_dist_exists ON films;

互換性

SQL92

SQL92 には DROP TRIGGER 文はありません。

SQL99

PostgreSQLDROP TRIGGER 文は、SQL99 とは互換性がありません。 SQL99 ではトリガ名はテーブルに局所的なものではありませんので、このコマンドは単に DROP TRIGGER name となります。

関連項目

CREATE TRIGGER