PowerGres on Linux HA では、以下のソフトウェアを順にインストールします。
LifeKeeper for Linux のインストールについては、「LifeKeeper for Linux 日本語マニュアル」を参照してください。
■注 データレプリケーション構成にする場合は、以下のデータレプリケーションの モジュールをインストールします。 詳しくは「LifeKeeper for Linux 日本語マニュアル」及び 「SteelEye Data Replication for Linux」マニュアルを参照してください。 HADR-generic-<releases>.<architecture>.rpm steeleye-lKDR-<release>.<architecture>.rpm
PowerGres on Linux のインストールは、LifeKeeper for Linux をインストールしてから行います。
また、クラスタを構成するすべてのサーバにインストールをする必要があります。
PowerGres on Linux のスーパーユーザのユーザ名・ユーザID が異なると、
共有ディスクもしくはレプリケートするディスクパーティションに作成された
データベースクラスタへPowerGres on Linux からアクセスできなくなります。
そのため、スーパーユーザのユーザ名・ユーザID をすべてのサーバで同じにする必要があります。
PowerGres on Linux をインストールする際に、スーパーユーザのユーザ名やユーザID を指定できますが、
同じユーザ名でもサーバ間でユーザID が異なってしまうことや、
あるサーバで指定できたユーザID が他のサーバですでに使用されている場合などもあります。
そのため、インストールスクリプトを実行する前に、スーパーユーザをユーザ名・
ユーザID がすべてのサーバで同じ状態になるように準備します。
また、スーパーユーザのホームディレクトリも作成してください。
これは PowerGres on Linux の死活監視をするために必要となります。
# useradd -u <uid> <username> -d <homedirectory>
<uid> にはユーザID、<username> にはユーザ名、<homedirectory>にはホームディレクトリを指定します。
# id -u <username>
<username> には既存ユーザのユーザ名を指定します。
インストールを行うには、製品に同梱している PowerGres on Linux V6 CD-ROM をマシンにセットしてください。
ここでは CD-ROM を /mnt/cdrom にマウントしているという前提で説明します。
マウントしたディレクトリが異なる場合は適宜読みかえてください。
なお、インストールは root ユーザで行う必要があります。
# /mnt/cdrom/install.sh
Do you accept the end user software license agreement (yes/no):
Please enter your license key (XXXX-XXXX-XXXX-XXXX):
Installing packages... Preparing... ########################################### [100%] 1:powergres-libs ########################################### [ 8%] 2:powergres ########################################### [ 17%] 3:powergres-server ########################################### [ 25%] 4:powergres-docs ########################################### [ 33%] 5:powergres-contrib ########################################### [ 42%] 6:powergres-devel ########################################### [ 50%] 7:powergres-plperl ########################################### [ 58%] 8:powergres-plpython ########################################### [ 67%] 9:powergres-pltcl ########################################### [ 75%] 10:powergres-jdbc ########################################### [ 83%] 11:powergres-test ########################################### [ 92%] 12:powergres-mgr ########################################### [100%]
Installation is completed successfully.
PATH=/opt/powergres/bin:$PATH MANPATH=/opt/powergres/share/man:$MANPATH export PATH MANPATH
PowerGres のインストールが完了すると、以下の RPM パッケージがインストールされます。
PowerGres on Linux リカバリキットのインストールの前に、LifeKeeper for Linux と PowerGres on Linux がクラスタを構成するすべてのサーバにインストールされている必要があります。
インストールを行うには、製品に同梱している PowerGres on Linux リカバリキット CD-ROM をマシンにセットしてください。
ここでは CD-ROM を /mnt/cdrom にマウントしているという前提で説明します。
マウントしたディレクトリが異なる場合は適宜読みかえてください。
なお、インストールは root ユーザで行う必要があります。
rpmコマンドを利用して、リカバリキットを以下の手順でインストールを行います。
# cd /mnt/cdrom/LKRK # rpm -ivh powergres-LKRK-5.0.0-1.noarch.rpm
■注 上記のリカバリキットのバージョンとCD-ROM に入っているリカバリーキットの バージョンが一致しない場合には、適宜読み替えてください。
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