PowerGres on Linux HA では、以下のソフトウェアを順にインストールします。
LifeKeeper for Linux のインストールについては「LifeKeeper for Linux 日本語マニュアル」を参照してく ださい。
PowerGres on Linux のインストールはLifeKeeper for Linux をインストールしてから行います。また、ク ラスタを構成するすべてのサーバでインストールする必要があります。
PowerGres on Linux のスーパーユーザのユーザ名、ユーザID が異な ると、共有ディスクに作成されたデータベースクラスタにPowerGres on Linux からアクセスできなくなりま す。そのため、すべてのサーバでスーパーユーザのユーザ名、ユーザID が同じにする必要があります。 PowerGres on Linux をインストールする際にスーパーユーザのユーザ名やユーザID を指定できますが、 同じユーザ名でもサーバ間でユーザID が異なってしまうことや、あるサーバで指定できたユーザID が他の サーバですでに使用されていることなどもあるため、インストールスクリプトを実行する前に、すべてのサー バでスーパーユーザをユーザ名、ユーザID が同じ状態になるように準備します。 また、スーパーユーザのホームディレクトリも作成してください。これは PowerGres on Linux の死活監視 するために必要となります。
# useradd -u <uid> <username> -d <homedirectory>
<uid> にはユーザID、<username> にはユーザ名、<homedirectory>にはホームディレクトリを指定します。
# id -u <username>
<username> には既存ユーザのユーザ名を指定します。
インストールを行うには、製品に同梱している PowerGres on Linux V5 CD-ROM をマシンにセットしてください。ここでは CD-ROM を /mnt/cdrom にマウントしているという前提で説明します。マウントしたディレクトリが異なる場合は適宜読みかえてください。なお、インストールは root ユーザで行う必要があります。
# /mnt/cdrom/install.sh
Do you agree the license terms (yes/no):
Please enter your license key (XXXX-XXXX-XXXX-XXXX):
Installing packages... Preparing... ########################################### [100%] 1:powergres-libs ########################################### [ 8%] 2:powergres ########################################### [ 17%] 3:powergres-server ########################################### [ 25%] 4:powergres-docs ########################################### [ 33%] 5:powergres-contrib ########################################### [ 42%] 6:powergres-devel ########################################### [ 50%] 7:powergres-plperl ########################################### [ 58%] 8:powergres-plpython ########################################### [ 67%] 9:powergres-pltcl ########################################### [ 75%] 10:powergres-jdbc ########################################### [ 83%] 11:powergres-test ########################################### [ 92%] 12:powergres-mgr ########################################### [100%]
Installation is completed successfully.
PATH=/opt/powergres/bin:$PATH MANPATH=/opt/powergres/share/man:$MANPATH export PATH MANPATH
PowerGres のインストールが完了すると、以下の RPM パッケージがインストールされます。
PowerGres on Linux リカバリキットのインストールの前に、LifeKeeper for Linux と PowerGres on Linux がクラスタを構成するすべてのサーバでインストールされている必要があります。
インストールを行うには、製品に同梱している PowerGres on Linux V5 リカバリキット CD-ROM をマシンにセットしてください。 ここでは CD-ROM を /mnt/cdrom にマウントしているという前提で説明します。マウントしたディレクトリが異なる場合は適宜読みかえてください。なお、インストールは root ユーザで行う必要があります。
rpmコマンドを利用してリカバリキットを以下の手順でインストールを行います。
# cd /mnt/cdrom/LKRK # rpm -ivh powergres-LKRK-5.0.0-1.noarch.rpm
■注 上記のリカバリキットのバージョンとCD-ROM に入っているリカバリーキットの バージョンが一致しない場合には、適宜読み替えてください。
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