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製品情報 | 無停止型サーバ ftServer のご紹介

無停止型サーバ ftServer のご紹介

現在、日常的に様々な場面でコンピュータシステムが利用されており、ユビキタスな環境やネットワーク・コミュニケーションが重要な場合には、そのシステムはミッションクリティカルであり、ビジネスクリティカルです。 何があろうとも業務を継続する。 それを実現するためのサーバコンピュータが日本ストラタス・テクノロジー社の ftServer です。

ftServer と PowerGres on Linux を組み合わせることにより、格段に安価で、簡単に信頼性の高いデータベースを構築できます。 また、弊社と日本ストラタス・テクノロジー社の提供する、実績のあるサポート体制によりハードウェア、ソフトウェア双方において安心してデータベースサーバを運用できます。

ftServer の特徴

ftServer は次の特徴を持ちます。

ハードウェアの構造

大きく 4 つのコンポーネントから構成されています。

CPU、メモリ、チップセットを含む CPU エンクロージャと呼ばれるコンポーネントが 2 つ。 I/O コントローラ、内蔵ディスク用のスロット、内蔵イーサネットポートを含む I/O エンクロージャと呼ばれるコンポーネントが 2 つ、あります。 それぞれのコンポーネントがサーバ内で相互接続されています。 通常のサーバですと一枚の基板上に一つの CPU エンクロージャ分の機能と一つの I/O エンクロージャ分の機能が実装されています。 それを、ストラタスでは冗長化し信頼性を向上するために、処理を行う頭脳の部分と I/O をつかさどる部分を分割しそれぞれ別のコンポーネントにし、それを二重化しています。

通常時

無停止の仕組み

ではどのように止まらない仕組みを実現しているのでしょうか? 二重化されている CPU エンクロージャが、ロックステップと呼ばれる並列同期処理技術で、まったく同じタイミングでまったく同じ処理を行っています。 通常は 2 つの CPU エンクロージャからの出力結果を比較し (当然、同じものですが)、一つの結果とし I/O エンクロージャへ渡し、I/O 処理を行います。

さて、仮にどちらかの CPU エンクロージャに障害が起きた場合には、そのコンポーネントがサービスからはずれ、残ったコンポーネントが処理を続けています。 ここでは切り替えは発生せず、故障したコンポーネントが外れるだけです。 このようにハードウェアレベルで無停止を実現しているのが ftServer の特徴です。

CPU エンクロージャ障害時

Linux 搭載の ftServer T シリーズ

ftServer T シリーズは、Red Hat Enterprise Linux AS 4 搭載の ftServer で、 PostgreSQL/PowerGres on Linux の動作を検証済みです。(ftServer T30)

ftServer シリーズの最新モデルにつきましては、日本ストラタス・テクノロジー社様 製品ページをご覧ください。

  ftServer T30
CPU Intel Xeon
マルチプロセッサ 2- ウェイ
CPU クロック 3.06 GHz
キャッシュ 512 KB iL2
PCI スロット数 6
オンボード SCSI & ENET X2
内蔵 HDD 6
外付 HDD 24
冗長構成 DMR (2 重化)
サイズ 4U
OS Red Hat Enterprise Linux AS 4

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